大学卒業後は株式会社サザビーリーグに入社し、これまで同会社に勤めています。現在は営業統括WEB戦略部に所属し自社が展開する国内外ブランドのeコマースサイト構築や運用、デジタルマーケティングの支援に取り組んでいます。
大学2年生に進級する際、教務課より奨学生候補に選んでいただき、財団の方々との面接を経て奨学金をお受けすることになりました。
当財団については、歴史が長く、貸与ではなく給付型であり学部の分け隔てなく学生の支援を行われているということを知り、有意義な活動をされている財団なのだなと感じました。
奨学金給付により生活のためにアルバイトをする必要がなかったため、学びやネットワークを作ることに注力し、自立した学生生活が送れたように思います。私の所属した金融のゼミでは合宿や多くの事前課題・演習などがありましたが、それらの活動に集中して取り組めたことは、証券奨学財団からの支援のおかげでもあり、大変感謝しています。また仲間とのフィールドワークなど含め、学生時代にしかできないような活動にいそしむことができました。
奨学生になると奨学金授与式や毎年の懇談会が行われるのですが、そこには財団の方や他大学の奨学生のほかにOB・OGの方々も参加されており、組織としての厚みと広がりを感じました。学生時代の私にとって、そういった環境に身を置けることは、非常に価値ある経験であったと思います。
卒業後はOGとして懇談会などに参加させていただいているのですが、社会に出るとより一層、仕事以外での交流は貴重になるため、そういった意味でも様々な分野の方にお会いできる証券奨学財団のネットワークを大事にしたいと感じています。
これから奨学生となる後輩の皆さんには、学びたいという気持ちや成長したいという気持ちを大事にして、何事にも好奇心を持って取り組んでいっていただきたいと考えています。証券奨学財団は、懇親会などの世代を超えた交流の場が設けられているので、そういった環境も活かして、ご自分の可能性を探り、切り拓いて行く、悔いのない学生時代を送っていただければと思います。
いつか、懇親会で皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
(2019年3月)